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プレゼント用のパン篭 [パン篭]

コロナの影響で3月の竹細工教室も中止。

いつまで続くのやらですね。

まあ自宅でほとんどの作業をしているので
教室がなくても問題ないのですが
新しい真竹が手に入らないので
作りたいものが出来ない状態です。

その代わり孟宗竹はまだ在庫があるので
限られたヒゴで何かしら作っています。

今日紹介するのはパン篭。
これまでいくつも作っているので
初挑戦ではないのですが
友人にプレゼントしようと思って新たにもう一つ作ることにしました。

竹は孟宗竹。
ヒゴも新たにさばくのではなく
残っているヒゴを活用。

新たな作品作りをすると少しずつヒゴが残って
長さや幅の違うヒゴがけっこうたまるものです。

そんなヒゴを集めて長さと幅を揃えて
新たなパン篭を作ってみました。

出来たパン篭がこれ。
IMG_2854.jpg

IMG_2855.jpg

これまで作ったパン篭より一回り大きくなりました。

大きさを決めて作っている訳ではないので
同じように作っていても全部違うものになってしまいます。

ヒゴの幅は約4㎜、厚さ0.5㎜くらい。
これも適当です。
縦のヒゴが6㎜くらいでしょうか。

編み方は2本飛ばしのござ目編み。
シンプルで簡単な編み方です。

IMG_2840.jpg

編んだら縁竹を準備して大体の大きさを決めます。
IMG_2843.jpg

縦ヒゴの先端を縛って船型にします。
IMG_2844.jpg

これをやるのに型が作ってあるのですが
作業の様子を写真に撮ってないのでパス。
長方形の簡単な木枠に押し込んでやるのですが
まあ想像してくださいね。

そして縁竹は内と外に付けるのですが
大きさを決めたら内の縁竹を
こんな風に仮止めします。
IMG_2845.jpg

そして外の縁竹を下から入れて
内と外の縁竹をクリップで挟みます。
IMG_2846.jpg

概ねこれで形が出来上がってしまいます。

後は針金で固定して飛び出しているヒゴを切ってしまえば
ほぼほぼ完成。

綺麗に仕上げるには
縁に籐を巻くのがいいのですが
籐は買うと高い。
一度やってみたいと思いながら
まだ一度もやったことがありません。

売られている作品などを見ると
ほとんど籐を使っています。
仕上がりが全然違うのですけどね。

とりあえず針金の上から白いタコ糸で
大和結びで回して
縦ヒゴの止めも針金の上から緑の麻ひもを回しただけで完了。

IMG_2854.jpg

まあ日用品なので
あまり気取ることもないし
手作り感があってこれで良しと
自分に言い聞かせております。

IMG_2856.jpg

仕上がりとしてはまずまず頑丈に出来ているので
いいことにしましょう。

友人にプレゼントするには
もう少し配慮した方がいいのかなとも思いましたが
使った材料と今の実力では
これ以上のものはできないと自分を納得させておきました。

喜んでくれるかな?


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