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鉢カバー [六つ目編み]

大きな観葉植物の鉢をカバーするものを
作ってほしいと依頼を受けました。

鉢の大きさは直径35㎝高さ34㎝とのこと。

ということは直径40㎝くらいで高さ35㎝くらいの
丸い篭状のものがいいと判断。

簡単にできて見栄えのいいのが
やっぱり六つ目篭。

ということで残り少ない竹を裁いてヒゴづくり。
大きめの篭なのでヒゴの幅は6㎜厚さ0.6㎜くらいで作ってみました。

今回は途中経過の写真はないので
出来上がりの写真です。

DSC_0377.jpg

出来た大きさは直径45㎝
高さ35㎝になりました。
もう少し直径を小さくしたかったところですが
編むヒゴを減らすと鉢が入らなくなる可能性があったので
少し大きめにしました。

DSC_0378.jpg

DSC_0379.jpg

縁かがりは一芯巻き。
2㎜のタコ糸を使って巻いてみました。

DSC_0382.jpg

出来た鉢カバーを早速依頼先に届けて
実際に鉢を入れてみると
IMG_6315.jpg

IMG_6316.jpg

少し余裕があるけれどなんとか行けそうです。

結構気に入っていただけて
次はもう少しスリムな鉢用のものを作ってほしいと
再依頼を受けて帰ってきました。

もう一つ作るだけのヒゴがあるか微妙ですが
すぐにとりかかってみようと思います。
足りなければ竹を採りに行きます。


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舟形六つ目編み篭2種 [六つ目編み]

久しぶりの更新です。

10月初めに足の骨折をしてしまって
ようやく動けるようになったので竹細工も再開です。

昨年末に伐採した竹の残りも少なくなって
そろそろ新しい竹を採りに行こうと思っているところです。

久しぶりの竹細工は
舟形六つ目編み篭です。
以前から一度作ってみようと思っていましたが
ようやくその機会がやってきました。

作り方は六つ目編みの立ち上げを
6ヶ所ではなく4ヶ所にして立ち上げれば舟形になるので
決して難しい編み方ではありません。

それでは完成した2種類の舟形六つ目編み篭の写真から。
DSC_0342.jpg
同じ作りですが取っ手を変えてあるのは意図があって
左が普通の盛り篭風に使うもので
右は花活け用にと思って作ったものです。

イメージとしてはこんな感じ
盛り篭
DSC_0343.jpg

DSC_0345.jpg

花活け
DSC_0334.jpg

DSC_0349.jpg

DSC_0346.jpg

結構いい感じじゃないでしょうかねえ。

使った竹は
IMG_6208.jpg
二節分で長さが80㎝

ヒゴは
IMG_6224.jpg
幅4㎜厚み0.5㎜

4ヶ所で立ち上げ
IMG_6226.jpg

余分なヒゴを切って
IMG_6227.jpg

縁を折り曲げ
IMG_6228.jpg

IMG_6229.jpg

縁竹を取り付け
IMG_6230.jpg

2㎜のタコ糸で大和結び
IMG_6246.jpg
花活けの方は流し巻き。

取っ手をつけて完成
DSC_0336.jpg

DSC_0329.jpg

久しぶりに作ってみたら
やっぱり竹細工は楽しいですね。

基本的な作り方はあっても
最終的にどう仕上げるかは自由。
好きなようにやれるところが竹細工のいいところ。

近々新しい竹を伐採してきます。
予定しているのは真竹、孟宗竹、女竹、唐竹の4種。
また新たな展開が生まれそうです。




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