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唐竹で作る買物用八つ目編み篭 [唐竹作品]

唐竹の節間が長いことは以前のブログで紹介しましたが
腰が弱くて折れやすいのが欠点。

初めて唐竹で作品を作ろうと思った時、
たしか六つ目編み篭だったと思いますが
立ち上げる時に曲げ癖を付けるのですが
その時に何本か折れてしまって
立ち上げの必要な篭は無理かなと思ったのです。

それでも色々と扱っているうちに身ヒゴは弱いが
皮ヒゴだけで作れば立ち上げも出来ることが分かって
少し緩やかな角にして六つ目かごなどを作ってきました。

そして今回は八つ目編み篭を作ってみました。
八つ目編み篭は立ち上げの角をきっちり直角に立ち上げると
ちょっとお洒落なバッグができるのですが
さすがに直角に曲げるのは唐竹では無理なので
緩やかに立ち上げる方法にして作りました。

篭本体の編みヒゴは節の無いヒゴで編めるので
編むのはとてもやりやすく綺麗に編めます。

さすがに立ち上げは少し注意を払いましたが
折れることもなくなんとか仕上げることができました。

手提げ付きの篭なので
買物用に使えそうです。
DSC_7522.jpg

大きさはこんな感じ
DSC_7520.jpg
少し持ち手が細いのですが強度は十分なので
コンビニで買い物をするくらいなら全く問題ないでしょう。

八つ目編みは模様がとても綺麗なのでお気に入りなんです。
DSC_7512.jpg
立ち上げの最初の1本目が編みにくいのでちょっと大変ですが
そこをクリアできれば後はすんなり立ち上げられます。

力竹はいろいろとやってみた結果
こんな風になりました。
DSC_7514.jpg

縁は針金で固定してありますが
真竹の細い身ヒゴで縁巻きしてみました。
この方がちょっとお洒落になります。
ちなみに唐竹ではこんな風に縁巻きをすることは不可能です。
すぐに折れてしまいます。
DSC_7515.jpg

取っ手部分は黒の麻ひもで巻きました。
DSC_7516.jpg


ブログでは久しぶりの更新ですが
時間があればヒゴを作ったり何かしら竹に触れています。

唐竹の残りが少なくなりました。
もう一つ何かできそうな感じですが
その後は秋に切り出しができるまで待つことになりそうです。


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プレゼント用の篭と笊 [唐竹作品]

昨年唐竹という節間の長い竹を紹介してくれた方に
お礼をと思って篭と笊を作りました。

唐竹の節間は70㎝以上あるので節無しのヒゴでいろんなものが編めます。
ただ問題は腰が弱く折れやすいこと。
それに水分がびっくりするほど多い竹なので
しばらく乾燥させてからでないとヒゴもうまく出来ません。

特に身ヒゴは弱く篭の立ち上げなどでは無理に曲げようとすると
簡単にぱきっと折れてしまいます。
なので立ち上げる時は皮ヒゴを使った方がいいようです。

プレゼント用に作った篭
IMG_4856.jpg
六つ目編み篭に刺しヒゴをして高台をつける篭です。
回しヒゴと縁竹は真竹を使い
巻きヒゴは女竹。


IMG_4857.jpg
力竹も真竹。

プレゼント用に作った笊
IMG_4854.jpg

唐竹の身ヒゴのみで編みました。
やはり真竹と比べると柔らかいので少しフニャフニャしますが
使う分には問題ないと思われます。

縁竹とささらは真竹です。


IMG_4855.jpg
直径25㎝。

喜んでもらえるといいのですが
IMG_4858.jpg

今週お会いする予定があって
その時にプレゼントしようと思っています。


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初めての亀甲編み [唐竹作品]

一度は編んでみようと思っていた亀甲編み。

腰の弱い唐竹がまだ残っているし
先日作ったヒゴもまだあるので
立ち上げを必要としない笊をもう一つ作ることに。

編んだことのない亀甲編みをやってみるチャンスかもと
ネットの動画を見ながら編んでみました。
IMG_4521.jpg

2本一組で編んだ方が綺麗かなと思って編んだのですが
この時点では間違いがあることに気づかず。
笊に仕上げてから間違いに気づくという始末。

しかも3ヶ所も間違ってる!

まあ初めてなのでしょうがないですね。

作業は丸く切って
縁竹をはめて
ささらを表と裏に回して固定するだけ。

IMG_4523.jpg


IMG_4529.jpg


IMG_4528.jpg

縁巻きをきれいに仕上げるつもりでしたが
間違いに気づいてしまったので
これで良しとしました。

次は間違わずに編みたいところ。
直径は24㎝。



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花桝網代編み笊 [唐竹作品]

今回も唐竹の作品。

花桝網代編みの笊です。

昨年知人の紹介で手に入れた唐竹は
節間が70㎝以上もある竹なので
ヒゴを作るのも楽だし節無しのヒゴなら作りやすいと
喜んだのですが、
竹そのものの腰がなくぽきっと折れやすいのが難点。
篭を作ろうと思って立ち上げをすると簡単に折れてしまいます。

なので篭を作るのは諦めて
笊なら問題なしと今回も笊を作ってみました。

編み方は花桝網代編み。
IMG_4503.jpg

模様がとても美しい編み方です。
たまたまネットで編み方の図面を見つけたので
その図面を見ながら編み上げました。

後は丸く切りぬいて
縁竹を準備してはめ込んでから
ささらを表面と裏面に回して針金で固定します。

IMG_4506.jpg


IMG_4507.jpg

ササラ作りも初めのことを思うと
随分上手く出来るようになりました。
IMG_4508.jpg


IMG_4510.jpg

そして完成
直径は26㎝です。
IMG_4511.jpg


IMG_4513.jpg

次は初めての亀甲編みに挑戦して
笊を作ってみようと思ってヒゴを準備しているところです。


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唐竹で作った二重六つ目編み飾りと小ざる [唐竹作品]

先日節間の長い竹を紹介して頂いて
2mほどの長さのものを6本ほど持ち帰りました。

IMG_4298.jpg

節間を計ると70㎝越えがほとんど。
太さは5~6㎝と細いのですが節間がこれだけ長いのは魅力的。

先日油抜き作業をした時に唐竹も炙ってみましたが
油分はなく焦げてしまいました。

ということは粘りの無い竹かなと思って
割ってみると予想通り真竹のようにぱかっと割れません。
もちろん鉈を通せば割れますが繊維が粗い感じです。

それでヒゴを作ってみました。
IMG_4335.jpg


IMG_4336.jpg

ヒゴを作る分には特に問題ありませんが
使えるのは皮ヒゴと皮下の2枚かなという印象。
真竹なら4枚取れますが唐竹は2枚が無難かなと思いました。

そのヒゴを使って
初めての二重六つ目編みを編んでみました。
IMG_4337.jpg

皮下の身ヒゴを使って編んでみましたが
やはり少し柔らかく腰がない印象。

ここから篭にしようと立ち上げ作業をしてみると
最初は上手くいきそうな感じでしたが
途中で2本折れてしまいました。
少し力を加えるとぱきっと折れてしまう感じがしたので
篭にするのは断念。

そのまま崩してしまうのももったいないので
二重六つ目編みの飾り物に変更。

IMG_4359.jpg


IMG_4360.jpg

これはこれで良しとしましょう。

切ってきてからまだ日が浅いのでもう少し乾燥させてからの方が
いいかもしれません。

それでも裁いたヒゴが残っているので
何か別のものを作ろうとあれこれ考えた結果
今そば笊として使っている笊が2枚しかないので
唐竹を使って笊を作ってみようとやってみました。

IMG_4356.jpg

編み方は桝網代編み。

IMG_4357.jpg
節がないので編みやすかったです。

縁竹とささらは真竹を使っています。

これで我が家のそば用の笊が3枚になりました。
IMG_4358.jpg

次はもう少し乾燥させてからヒゴを作って
違うものを作ってみようと思います。


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