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爪楊枝カバー [輪弧編み]

篭や笊など比較的大きなものを作ることが多い竹細工なのですが
コースターや小さな小物などいろんなものが
アイデア次第で出来るのも竹細工のいいところ。

いろんな編み方を覚えて
分かったつもりになっていても
しばらくやっていないと忘れたりあやふやになったりするもの。

先日輪弧編みをやってみたところ
どうもうろ覚えでうまく出来なかったので
何度か編み方の練習を遊びがてらにやっていました。

編んでは崩すことを何度かやっていたら
崩すのがもったいなくなって何か形にしてみようと思ったのです。

そこで作ったのが爪楊枝カバー
IMG_5644.jpg

ティッシュボックスと同じような発想です。

食卓にむき出しで出しておくより
カバーをしておいた方がお洒落でいいじゃないですかねえ?
IMG_5643.jpg



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やっぱり竹細工の基本は六つ目編み [六つ目編み]

このところずっと更新していませんでしたが
作品作りはそれなりに続けています。

竹細工を始める時に作りたかった
笊や野菜の収穫篭などはいくつも作ってきたので
当初の目的は達成できたことになります。

竹細工の出来の良し悪しは綺麗なヒゴ作りができるかどうかにかかっています。

その点で言えばまだまだ未熟で
満足のいくヒゴ作りはできません。

特に細かい編み込みの作品などは
ヒゴの出来栄えに大きく左右されるので
厚みや幅の均一なヒゴ作りが要求されます。

そのためにはもちろん技術が必要になりますが
最近ちょっとスランプ気味でもあります。

特に厚みを揃えることが思うようにできないでいます。
使っている道具も自作の簡易的なものなので無理があるのかもしれないですね。

そんな訳で厚みを揃える道具(箭 せん)のいいものが販売されていないか
いろいろと検索してつい最近九州で作っているところを見つけたばかりです。
購入するかどうかはまだ決めていませんが
やっぱり道具は大切ですからね。

まあほとんど独学でやってる竹細工なので
壁に当たることがあっても当然ですね。

でも進歩してきたからこそそんなことを感じるのかもしれません。

で、最近つくづく思うのは
竹細工の基本は六つ目編みだということ。

ヒゴの精度がイマイチでも組めばそれなりに形になるし
強度もある。
見た目も美しい。
さらにヒゴの本数が少なくて済むのもいい。
だから早く出来る。

だからいいヒゴがない時は
とりあえず六つ目編み篭なんかを作ってみると
自信回復にもつながっちゃいます。

ということでつい最近作った六つ目編み篭を紹介します。

IMG_5638.jpg
シンプルに上が新円になる六つ目編み篭です。
幅は揃えてありますが厚みはかなり不ぞろい。
皮ヒゴと身ヒゴもミックスです。


IMG_5639.jpg
取っ手をつけて仕上がりを楕円にした篭。
ヒゴは上の新円のものと同じヒゴを使用。


IMG_5640.jpg
少し前にも何度か紹介した
高台付きの六つ目編み篭。
通称茶わん篭とも言われているものです。
見た目もきれいでとても頑丈な作りです。


この手の作品は
数多く作っているので適当に始めてもそれなりの形になるようになりました。

人に差し上げるにはこの手のタイプのものが
いいかなと思っています。

竹細工はヒゴ作りが基本。
綺麗なヒゴが出来るようになるには
繰り返し繰り返しヒゴ作りをするしかないですね。
うまく出来ないと悩むより
鉈を手にひたすらヒゴ作りに励むこと。
やっぱりこれしかないですね。

そしてうまく出来なかったヒゴも
六つ目編みの作品にすればそれなりのものが出来る。

作品が出来ると嬉しいし
楽しくなってくるから次に進めます。


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