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初めての八つ目篭 続き [八つ目篭]

なんとか出来上がった初めての八つ目篭。

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今日はざっくりと制作過程を紹介します。

まずは八つ目編み
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難しそうに見えてもルールを覚えると
そんなに難しくない編み方です。

二重に縦横四角く編んであるのが四ツ目編みで
斜めに1本ずつクロスする形で入っているヒゴは
掬って上げて掬って上げてを繰り返しているだけです。

今回は正方形にしましたが
縦と横のヒゴの本数を変えれば長方形になります。

問題は立ち上げ
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このままでは立ち上げても角の箇所が八つ目編みにならないのです。
そうとも知らずに何度もやっては違うなあとヒゴを外し
再度やり直しをしても上手くいかずということを
繰り返している時に
立ち上げるにはヒゴを1本足すんですよという記事を見つけて
やってみると、なるほどね~と解決。

肝心の1本足す箇所は
斜めに1本ずつ入れているヒゴを
もう1本ずつ四隅に追加すればいいだけのことでした。

そして立ち上げ
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最初の立ち上げがとにかく難関。
コテで熱を加えて癖をつけてからやるのが常道なのですが
コテもないので手で曲げながら少しずつやるしかない。

理屈は分かっても癖がついていないし
とりあえずぐるっとヒゴを回しておいてから
引っ張るように少しずつやるしかないです。

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とにかく1周目が大変。

ざっとヒゴが入ったらしっかり立ち上がってなくても
2周目のヒゴを回すこと。
それをやりながら少しずつ締めていくしかないですね。

3周目になるともうラクチン。
深い篭にするなら4周目5周目と足していけばいいだけ。
せっかく3周目で楽にヒゴを回せたのに
これで終わりにするのが忍びなかったのですが
初めてなのでここまでにしました。

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出ているヒゴを5㎝くらい残して切ります
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目的は出ているヒゴを織り込むため
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斜めに出ているヒゴを外側のものは内側へ
内側のものは外側へ

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真っすぐに出ている2本のヒゴは後で切ります。
このあたりのやり方もマニュアルがある訳ではないので
自分の思いつきでやりました。

そして力竹を作り直して
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縁竹を内と外にはめて
ササラを入れて針金で固定します。
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この辺の作業も慣れてくるとスムーズにできますが
経験が少ないと結構大変な作業かもしれません。

どんな作業も慣れるためにまずはやってみることですね。
何度も何度もやっていると少しずつ要領が分かってきます。
失敗しながら経験を積むことが上達の秘訣ですから。

と偉そうなことを言ってますが
まだよく分からないことだらけ。

まあ楽しんでやることですね。

昨日家内に完成した篭を渡したら喜んでくれて
早速何か収納に使ってくれたようです。

そして
もう一個作って!

また注文が入りました!



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