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余りヒゴで作ったゴミ箱 [輪弧編み]

またまた更新が久しぶりになった竹細工。

まあ趣味の世界なのでやったりやらなかったり
気の向くままですから。

でも本当のところはやりたい!
でも竹がないので思うようにできないというのが実情。

竹は切ってくればいいというものでもなく
切る季節がありますからね。

そんな訳で以前作った余りヒゴを確認していたら
長さ90㎝程のヒゴが40本ほどあるのを見つけました。

IMG_3167.jpg

幅は3㎜くらいのものから6㎜くらいまでまちまち。
もちろん厚さの調整はしていないヒゴです。

そこで思ったのは輪弧編みの器ならできそうと。

ヒゴをよく見てみると
節を削らずに裁いてしまったヒゴのようで
細くなったヒゴの節を1本ずつ削るのは面倒だったのでしょう。

節の付いたままのヒゴ
IMG_3168.jpg
上が真竹で下が孟宗竹
節の数が違いますね。
全部で30本ほどありました。

面倒でもこれを削っておかないと
編み込む時に引っかかってやりにくいですからね。

輪弧編みでは底編みが別に必要ですが
それは以前作っておいたものが3つあったので
その内の一つを使うことに。
IMG_3179.jpg

まずは編み込んで
IMG_3180.jpg

これをもう一つ作ります。
最初のものはヒゴの幅が広めのものを使って
2つ目は狭いもので作りました。
IMG_3182.jpg

そして底をサンドイッチして編み込みます。
IMG_3193.jpg

編んだ後立ち上げますが
それはバケツを利用。
バケツの中に押し込んで編んでいきます。
IMG_3195.jpg

ここまで編んだところで
さてどんなものに仕上げようか考えます。
初めから決めていないので成り行き任せです。

とりあえず縁編みをやってみようと
始めてみるとヒゴの幅は違うし厚みも違うので
うまく出来ません。

編もうとすると編んだ箇所が緩んだりズレてくるので
まずは紐を通して少し固定しておこうと。
IMG_3197.jpg

ちょっとましになったので
縁を片方編んでみました。
IMG_3198.jpg

なんとなくいけそうに思えたので
もう片方も編んでみると
やっぱりうまくいきません。
綺麗な模様にならないのでどうしようかと思ったけれど
いまさら後戻りしたくないので
まあごちゃごちゃでもいいやと強硬突破。
IMG_3199.jpg

これが私の誤魔化し竹細工です。

ところがこれでは縁が弱くふにゃふにゃしてしまいます。
やっぱり縁竹を回さないとダメかと追加することに。

最初から縁竹を使う予定なら
編み込みながら縁竹を入れたのにと思っても
もう遅い。

で結局内側の縁竹を先にはめて
結束バンドで固定。
その後外の縁竹を回して結束バンドで固定。
IMG_3201.jpg

本来なら針金で固定しタコ糸で目隠ししたりするのですが
今回はこのまま。

形を眺めていたらゴミ箱にすればいいかなと。

ゴミのようなヒゴから生まれたゴミ箱。

気持ちは込めて作っていてもやっぱりダメヒゴで作っているので
なんともならない部分があちこちにあります。

そろそろ余りヒゴではなく
ちゃんとした竹でヒゴを作って作品を作りたいものです。

完成したゴミ箱です。
IMG_3202.jpg


IMG_3203.jpg


IMG_3204.jpg

ゴミ箱ではなく他の用途にももちろん使えますが
今のところゴミ箱ということにしておきます。


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