高台付き六つ目編み篭

2年前に戸隠に出かけた時
竹細工のお店に立ち寄りました。

その時見かけた高台付きの六つ目編み篭。
大小さまざまな大きさのものが売られていて
結構いい値段もしていました。

六つ目編み篭に刺しヒゴをして高台（足）を付けてあるのですが
どうやって作るのか知る由もありません。

でも高台が付くとなんかかっこいいんですよね。

頂いてきたパンフレットにも載っていました。








これをなんとか出来ないものかと
見よう見まねでチャレンジしてみました。

六つ目編み篭はできるので
その後どうやってヒゴを刺したらいいのか
あれこれ試してみました。

刺しヒゴをして底の部分に新たに六つ目が出来ればいいわけで
ごそごそやっていたらできそうな感じがしてきて
再度写真をじっと見ていたらなんとなく分かっちゃいました。

そこですぐに作ってみることに。

ジャーン！
いきなりできた高台付き六つ目編み篭です。








戸隠のものは上も下も縁巻き仕上げしてありますが
私は縁巻きそのものがあまり上手くないので下だけにして
上は縁竹を使っていつもの仕上げにしておきました。



縁巻きのヒゴが油抜きをした竹なので
巻くと割れてきてしまいます。
やっぱり縁巻きのヒゴは若い竹を使って
油抜きしてないものがいいようです。

それでもなんとかそれらしく仕上がったので
私としては満足なんですね。



力竹は3本


縁竹の内と外の間に入れるささらは
3㎜幅のヒゴを1㎜ずつの3つに割ってはめました。





出来たのは昨日1/27ですが
実は今日1/28にはもう一つ作りました。

今日のは上も縁巻きにしてみました。
その為に柔らかい女竹を伐採してきました。


女竹の縁巻きヒゴ


2作目は楕円です。


いかがでしょう？
戸隠のものと比べても遜色ないような
そんな気もしますが。
自画自賛してます。






出来た2つの高台付き六つ目編み篭


これで満足していては上達しないので
もう1個作ってみようと思います。

縁巻き仕上げがもう一つなので
次はもっと綺麗に巻かなきゃと思っているところです。


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