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山ぶどうの蔓と皮を使った手提げ八つ目編み篭 [八つ目篭]

自宅の庭に山ぶどうが生えていて
年々成長を続けています。

元々植えたものではなく山で採取してきた山ぶどうの実の余りを捨てたのが始まりで
気づくと庭のフェンスに絡んで成長していました。
これは山に出かけなくても山ぶどうの実が食べられると思って楽しみにしていたのですが
一向に実が付かない。
調べてみると山ぶどうは雄株と雌株があるようで
その両方がないと受粉できないとのこと。
なるほどね。

でもひそかに期待したのは山ぶどうの皮の採取。
山ぶどうの皮で作られたバッグは高級品。
渋い茶色の皮が採れたら竹細工にも活用できそうな気がしていて
昨年枯れた後に皮を剥いでみました。
それなりに剥ぐことができて縁巻きに使ってみたらとてもいい感じ。
でも長く綺麗に剥ぐことは難しく
どうやって剥ぐんだろうと調べてみると
山ぶどうの皮の採取は6~7月に行うとのこと。
しかも手首程の太い蔓を見つけて適当な長さに切った上で剥ぐらしい。
そして剥いだ皮を乾燥させさらに鞣して仕上げていくということが分かって
それはちょっと無理かもと思った次第。

でも山ぶどうの皮の採取は枯れてからではなく
夏に採るといいことを知ったことは収穫。

で自宅に生えている山ぶどうの蔓を切って試しに剥いでみました。
太いものはないので1㎝にも満たない細い蔓を。

驚くほど綺麗に剥がれます。
切れる心配がないほど丈夫。
そして外皮を剥ぐと中に内皮があって
どうやらその内皮が山ぶどうのメインの皮になるらしいことも知った次第。

そういうことか。
夏がいいというのは水分を含んでいて剥しやすいということなのかなと
勝手に納得。

そんな訳でフェンスから3m程伸びている蔓2本を切って
剥いでみました。
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左が内皮で右が外皮

剥いだ後の蔓も新しい内はしなやかで竹細工の
篭の持ち手などに使うとGood。
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白い方が剥いだばかりのもので柔らかくしなやかで
茶色い方が去年のもので乾燥していて硬い。

これらの皮と蔓をを八つ目編み篭の持ち手と縁巻きに使ってみました。
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とてもいい感じで自画自賛しています。

蔓はまだ大量に生えて伸びているので
近日中に皮を剥いでストックしようと思っています。


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