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手提げ四つ目篭 [手提げ四つ目篭]

いよいよ手元にある竹が少なくなってきました。

真竹の新しいものを手に入れたくても
竹細工教室がコロナの影響で中止になっているため
手に入りません。

それでもこれまでは孟宗竹や残っている真竹を使って
なんとか作品を作ることができましたが
そろそろ在庫が底をつきそうです。

残っているのは失敗したヒゴや
短くなってしまったものばかり。

それでも全く無いわけではないので
あるもので出来るものを作ればいいかと
昨日ヒゴを少しだけさばいてみました。

40㎝位の身ヒゴで幅6㎜強、厚さが0.5~1㎜くらいのものが50本ほどあったので
それをさばくことに。

いいヒゴなら1㎜のものをさらに半分に割くことは
難しいことではないのですが
残っていたのは孟宗竹のかなり古いもの。
真竹ならさばけるのに孟宗の古いものは
なかなかうまく出来ません。
新しい内なら真竹よりかえって割きやすいのですが
古くなると孟宗は割きにくくなるのです。

まあ苦労しながらなんとか0.5㎜くらいの厚さにできたので
これで何かできないかと。

そして思いついたのが四ツ目編みの篭。
四ツ目編みは隙間があるのでヒゴの本数が少なくてもできそうだし
編み方も一番簡単。
これまで四ツ目編みの作品はいくつか作っているけれど
同じようなものが出来ても使い道はある。

とりあえず直径30㎝位のものはできそうと
始めました。

DSC_1398.jpg

いきなりこの写真ですが途中の写真は撮ってないので。

立ち上げて縁竹を巻いて笊風のものができました。

DSC_1399.jpg

DSC_1401.jpg

DSC_1403.jpg

これで完成にしても良かったのですが
なんとなく物足りない。
以前ならこれだけでも嬉しくて満足してたんですけどね。

で取っ手を付けてみたくなりました。

さてどうやって取っ手を付けるか?
またどんな取っ手にするか?

いろんなパターンがあるけれど残っているヒゴに限りがあるし
やれる技術にも限度がある。

そこでふと閃いたのが薄くて細いヒゴでも
何枚かを重ねれば強くなる。
たまたま孟宗の皮ヒゴで長さ1m、幅6㎜程のものが5本あったので
これを使って取っ手にしてみようと。

そしてあれこれ考えてこんな取っ手を付けてみました。

DSC_1408.jpg

なかなかいい感じでしょ。
自画自賛です。

細くても3本を捩じるように重ねると
かなり丈夫な取っ手です。

DSC_1412.jpg

DSC_1410.jpg

底の方にヒゴを突き刺してあるだけなので
少し弱い気もしますが軽いものを入れるなら問題なさそう。

あとで問題が出てくるようなら補強をしようと思います。

思いついてから1日かからずに完成。
DSC_1413.jpg

技術的にはまだまだですが
思いついたものが形にできるようになってきました。

今日はこの篭にサヤエンドウとスナップエンドウの収穫したものを
入れてみようかと思っています。

そう軽い野菜の収穫篭にすればいいと
いま思いました。


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