SSブログ

唐竹で作った二重六つ目編み飾りと小ざる [唐竹作品]

先日節間の長い竹を紹介して頂いて
2mほどの長さのものを6本ほど持ち帰りました。

IMG_4298.jpg

節間を計ると70㎝越えがほとんど。
太さは5~6㎝と細いのですが節間がこれだけ長いのは魅力的。

先日油抜き作業をした時に唐竹も炙ってみましたが
油分はなく焦げてしまいました。

ということは粘りの無い竹かなと思って
割ってみると予想通り真竹のようにぱかっと割れません。
もちろん鉈を通せば割れますが繊維が粗い感じです。

それでヒゴを作ってみました。
IMG_4335.jpg


IMG_4336.jpg

ヒゴを作る分には特に問題ありませんが
使えるのは皮ヒゴと皮下の2枚かなという印象。
真竹なら4枚取れますが唐竹は2枚が無難かなと思いました。

そのヒゴを使って
初めての二重六つ目編みを編んでみました。
IMG_4337.jpg

皮下の身ヒゴを使って編んでみましたが
やはり少し柔らかく腰がない印象。

ここから篭にしようと立ち上げ作業をしてみると
最初は上手くいきそうな感じでしたが
途中で2本折れてしまいました。
少し力を加えるとぱきっと折れてしまう感じがしたので
篭にするのは断念。

そのまま崩してしまうのももったいないので
二重六つ目編みの飾り物に変更。

IMG_4359.jpg


IMG_4360.jpg

これはこれで良しとしましょう。

切ってきてからまだ日が浅いのでもう少し乾燥させてからの方が
いいかもしれません。

それでも裁いたヒゴが残っているので
何か別のものを作ろうとあれこれ考えた結果
今そば笊として使っている笊が2枚しかないので
唐竹を使って笊を作ってみようとやってみました。

IMG_4356.jpg

編み方は桝網代編み。

IMG_4357.jpg
節がないので編みやすかったです。

縁竹とささらは真竹を使っています。

これで我が家のそば用の笊が3枚になりました。
IMG_4358.jpg

次はもう少し乾燥させてからヒゴを作って
違うものを作ってみようと思います。


その他・全般ランキング

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。