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創作花器 輪弧編み [花器]

先日紹介した一輪挿しをもう少し工夫して
違ったものにしてみようと再び輪弧編みを編んで
立ち上げてみたところでふと思ったのは
縁かがりを綺麗に仕上げても
まあ普通のよく見る竹細工なんだよなと。

まだ縁かがりが綺麗にできないことを棚に上げて
よく見る竹細工なんだよなと言うのは
ちょっと不謹慎な問題発言かも。

でもそう思ってしまったのだからしょうがない。

で色々と角度を変えて眺めながら
立ち上げた内と外のヒゴをどう処理すると面白そうになるか
あれこれやっている内にこんな風になりました。

最初は一輪挿しの新たなバージョンと思ったのですが
出来上がってみるとお洒落な花器として使えそうな気がしてきました。

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花が活けられるように
中にガラス瓶を入れました。
DSC_7631.jpg


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試作 一輪挿し [花器]

ネットで竹細工の動画を見ていたら
一輪挿しを作る過程の動画があって
簡単に出来そうな気がしたので真似て作ってみました。

でも実際に作ってみると
簡単に出来そうで出来ないもので
まだ課題満載ですがとりあえず形にはなりました。

IMG_5276.jpg

中に器を入れてあるのでそのまま花を活けることができます。
動画では湯呑を入れていました。
縁かがりがまだうまく出来ていないので
この辺が課題です。

作りは輪弧編みを立ち上げて縁かがりをするだけ。
なんですが綺麗に作るにはヒゴの精度がしっかりしていないと
きれいな形になってくれません。

ヒゴは18本使うだけなので
余っているヒゴでもう2つ作ってみました。
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IMG_5274.jpg

もう一回り大きい方が作りやすいので
新たにヒゴを作って再挑戦してみます。


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スクウェア手提げ八つ目編み篭 [手提げ篭]

先日唐竹で買い物用八つ目編み篭を作りましたが
縁竹の仕上げは楕円でした。
DSC_7522.jpg

これは編み込みを正方形にすれば円になって
長方形で編めば楕円になるだけのことですが
作りながら四角形にするとまた違ったお洒落感がでるよなあと
思っていました。

八つ目編み篭の一番最初に作ったものは
四角い縁にしてみましたが
縁竹を綺麗に四角く曲げるのがかなり難しくて
思うような仕上がりにはなりませんでした。

それでもこれまでいろんな経験を積んできて
技術もいくらかは上達しているはずなので
今回は四角い縁にチャレンジしてみました。

八つ目編みも前回久しぶりに編んでちょっと苦労したので
続けて編むことで慣れようと。

製作過程を紹介する前に
完成したスクエア手提げ八つ目編み篭を見てやってください。
IMG_5207.jpg
自分的にはイメージした形にはなったかなと思っていますが。


今回は真竹で制作。
ヒゴは以前作った余りヒゴを集めて
幅と厚みを整えて使用。
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平編みはここまでで
これを立ち上げます。
今回は真竹なのでコテを使って直角に立ち上げました。
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やっぱり道具は道具。
コテがあるとすんなり角をつけて立ち上げることができます。

このあと胴まわしのヒゴを編み入れていきますが
やっぱり1周目はなかなか大変。
2週目以降はかなり楽になるんですがね。

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ここまで編んだところで
斜めのヒゴを外から内側に折り曲げます。
IMG_5196.jpg
縁竹をつけた後回しヒゴが抜けないようにするためです。

難しいのは縁竹を内と外がぴったりはまるように曲げること。
アールをどの程度つけるのか、その辺も計算に入れて曲げる必要があります。
曲げるのはローソクの火を使います。

外の縁竹は一発で上手くいきましたが
内の縁竹は曲げる位置が微妙にずれてやり直し。
一度曲げた縁竹は使えないので
縁竹用に竹をさばくところからのやり直しです。

クリップで留めて出ているヒゴを切ります。
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そして縁竹の内と外の間に入れるささらを作成して
はめ込みながら針金で固定。
IMG_5198.jpg

さて手提げの取っ手をどうつけるか?
いろんなやり方がありますが
今回はそんなに重いものを入れる篭ではないので
底を通さずに縁竹と取っ手のヒゴを竹釘を使って固定する方法を取りました。
IMG_5201.jpg
ドリルで穴を開けて竹串を差し込んでボンドで固定。

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取っ手の一番上の部分の竹が重なるところにも
穴を開けて竹串を通しました。
その上からタコ糸を蒔いて仕上げています。
IMG_5208.jpg


IMG_5210.jpg

完璧ではないけれど
普段使う篭としては十分な強度もあるし
初めてちゃんとしたスクウェアの篭が出来たので
これで良しとしておきます。

力竹はこんな感じ
IMG_5209.jpg


IMG_5212.jpg


思ったよりいい感じに出来たと思います。
IMG_5207.jpg

前回作った篭と比べてみると
IMG_5214.jpg
楕円は楕円の良さがあり
スクウェアはスクウェアの良さがありますね。

この篭もコンビニなどの買物かごに使えるし
他の使い方もありそうな気がします。


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唐竹で作る買物用八つ目編み篭 [唐竹作品]

唐竹の節間が長いことは以前のブログで紹介しましたが
腰が弱くて折れやすいのが欠点。

初めて唐竹で作品を作ろうと思った時、
たしか六つ目編み篭だったと思いますが
立ち上げる時に曲げ癖を付けるのですが
その時に何本か折れてしまって
立ち上げの必要な篭は無理かなと思ったのです。

それでも色々と扱っているうちに身ヒゴは弱いが
皮ヒゴだけで作れば立ち上げも出来ることが分かって
少し緩やかな角にして六つ目かごなどを作ってきました。

そして今回は八つ目編み篭を作ってみました。
八つ目編み篭は立ち上げの角をきっちり直角に立ち上げると
ちょっとお洒落なバッグができるのですが
さすがに直角に曲げるのは唐竹では無理なので
緩やかに立ち上げる方法にして作りました。

篭本体の編みヒゴは節の無いヒゴで編めるので
編むのはとてもやりやすく綺麗に編めます。

さすがに立ち上げは少し注意を払いましたが
折れることもなくなんとか仕上げることができました。

手提げ付きの篭なので
買物用に使えそうです。
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大きさはこんな感じ
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少し持ち手が細いのですが強度は十分なので
コンビニで買い物をするくらいなら全く問題ないでしょう。

八つ目編みは模様がとても綺麗なのでお気に入りなんです。
DSC_7512.jpg
立ち上げの最初の1本目が編みにくいのでちょっと大変ですが
そこをクリアできれば後はすんなり立ち上げられます。

力竹はいろいろとやってみた結果
こんな風になりました。
DSC_7514.jpg

縁は針金で固定してありますが
真竹の細い身ヒゴで縁巻きしてみました。
この方がちょっとお洒落になります。
ちなみに唐竹ではこんな風に縁巻きをすることは不可能です。
すぐに折れてしまいます。
DSC_7515.jpg

取っ手部分は黒の麻ひもで巻きました。
DSC_7516.jpg


ブログでは久しぶりの更新ですが
時間があればヒゴを作ったり何かしら竹に触れています。

唐竹の残りが少なくなりました。
もう一つ何かできそうな感じですが
その後は秋に切り出しができるまで待つことになりそうです。


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