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友人依頼の買い物かご [六つ目編み]

友人から買い物かごを作ってほしいと依頼を受け
作ってみました。

作ったのは最も作り慣れている六つ目編み篭。

買い物用なので自分が使っているコンビニ用などの小さな篭ではなく
少し大きめの篭にしてみました。

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私が作る篭は一つとして同じ作りのものはなく
毎回縁の仕上げだったり持ち手などが変わります。
変えてみようとしているのではなく
その時の思いつきや気分で変わってしまうのです。
できるだけ竹の無駄を出さないように
過去に作ったヒゴや割いた竹が残っているので
それを活用しようと工夫しています。


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鉢カバー [六つ目編み]

大きな観葉植物の鉢をカバーするものを
作ってほしいと依頼を受けました。

鉢の大きさは直径35㎝高さ34㎝とのこと。

ということは直径40㎝くらいで高さ35㎝くらいの
丸い篭状のものがいいと判断。

簡単にできて見栄えのいいのが
やっぱり六つ目篭。

ということで残り少ない竹を裁いてヒゴづくり。
大きめの篭なのでヒゴの幅は6㎜厚さ0.6㎜くらいで作ってみました。

今回は途中経過の写真はないので
出来上がりの写真です。

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出来た大きさは直径45㎝
高さ35㎝になりました。
もう少し直径を小さくしたかったところですが
編むヒゴを減らすと鉢が入らなくなる可能性があったので
少し大きめにしました。

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縁かがりは一芯巻き。
2㎜のタコ糸を使って巻いてみました。

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出来た鉢カバーを早速依頼先に届けて
実際に鉢を入れてみると
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少し余裕があるけれどなんとか行けそうです。

結構気に入っていただけて
次はもう少しスリムな鉢用のものを作ってほしいと
再依頼を受けて帰ってきました。

もう一つ作るだけのヒゴがあるか微妙ですが
すぐにとりかかってみようと思います。
足りなければ竹を採りに行きます。


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舟形六つ目編み篭2種 [六つ目編み]

久しぶりの更新です。

10月初めに足の骨折をしてしまって
ようやく動けるようになったので竹細工も再開です。

昨年末に伐採した竹の残りも少なくなって
そろそろ新しい竹を採りに行こうと思っているところです。

久しぶりの竹細工は
舟形六つ目編み篭です。
以前から一度作ってみようと思っていましたが
ようやくその機会がやってきました。

作り方は六つ目編みの立ち上げを
6ヶ所ではなく4ヶ所にして立ち上げれば舟形になるので
決して難しい編み方ではありません。

それでは完成した2種類の舟形六つ目編み篭の写真から。
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同じ作りですが取っ手を変えてあるのは意図があって
左が普通の盛り篭風に使うもので
右は花活け用にと思って作ったものです。

イメージとしてはこんな感じ
盛り篭
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花活け
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結構いい感じじゃないでしょうかねえ。

使った竹は
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二節分で長さが80㎝

ヒゴは
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幅4㎜厚み0.5㎜

4ヶ所で立ち上げ
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余分なヒゴを切って
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縁を折り曲げ
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縁竹を取り付け
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2㎜のタコ糸で大和結び
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花活けの方は流し巻き。

取っ手をつけて完成
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久しぶりに作ってみたら
やっぱり竹細工は楽しいですね。

基本的な作り方はあっても
最終的にどう仕上げるかは自由。
好きなようにやれるところが竹細工のいいところ。

近々新しい竹を伐採してきます。
予定しているのは真竹、孟宗竹、女竹、唐竹の4種。
また新たな展開が生まれそうです。




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脚つき盛り篭 [六つ目編み]

今回は捨ててしまう予定だった身ヒゴを使って
盛り篭を編んでみました。

ヒゴは皮ヒゴとその下の皮下ヒゴと言われるものを
メインに使いますがさらにその下のヒゴも十分使えます。
竹を割ってヒゴを作るとき
竹の厚みの半分強くらいは割いて
捨ててしまいます。
実際には皮の方4割を残して6割を捨てることになります。
皮の方4割はさらに2つに割いて
それをさらに2つに割いてヒゴを作ります。
つまり4枚のヒゴができることになります。

でも実際に使ってみると
内側の3枚目と4枚目のヒゴは少し腰がなく折れやすいのも事実です。

で今回はその3枚目と4枚目のヒゴを使って作りました。
捨ててもいいと思っていたのを思い直して使うことにしたわけです。

こんな時多少ヒゴが雑でも
無難に仕上げができるのが六つ目編み。
誤魔化しがきくしヒゴの粗さはほとんど目立たないのがいいのです。
だから余ったヒゴや雑なヒゴが残っている時は六つ目編みにして
無駄のないようにしています。

で今回の盛り篭には脚をつけてちょっとおしゃれな感じにしてみました。
普通の六つ目編み篭ではマンネリ化になっちゃうし
気分的にも盛り上がらないですからね。

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脚がつくとちょっとおしゃれな感じがしませんか?

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脚は黒竹を半割してつけてみましたが
真竹を使うよりインパクトがあっていいのかなと思います。
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力竹もいつもと違う感じに入れてみました。
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透かして見るとデザイン的で面白いですね。
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大きさは直径30㎝。
猫が入るとはみ出るサイズです。
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これから秋の果物が出回るので
リンゴや柿や梨などを入れると良さそうです。
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依頼を受けて作った手提げ篭 [六つ目編み]

私が作る竹細工の写真を見て
作ってほしいという依頼を受けました。

これまで何度か依頼を受けて作ったことがありますが
やっぱり嬉しいものです。

竹細工を始めて3年半。
ほとんど独学で作ってきたものなので
技術的に未熟な部分もありますが
とりあえず作りたいものはそれなりの形になるようになってきました。

今回依頼を受けたのは
取っ手付きの小さな手提げ篭。
以前作って紹介したものの中から選んでいただいたので
作るのには特に問題なし。

ということで作ってみました。

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2つあるのは最初取っ手の長いものを作ったら
短いものにならないかとの要望だったので
ヒゴが残っていたこともあって取っ手を短くしてもう一つ作ったものです。

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仕上げの方法が少し違いますが
それはなりゆきなんですね。
大きな違いは取っ手の長い方は皮ヒゴで作ってあって
短い方は身ヒゴをメインで編んであることです。

皮ヒゴ
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身ヒゴ
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ということでとりあえずご依頼の篭ができました。

他にもご要望があれば制作しますので
ご連絡ください。

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やっぱり竹細工の基本は六つ目編み [六つ目編み]

このところずっと更新していませんでしたが
作品作りはそれなりに続けています。

竹細工を始める時に作りたかった
笊や野菜の収穫篭などはいくつも作ってきたので
当初の目的は達成できたことになります。

竹細工の出来の良し悪しは綺麗なヒゴ作りができるかどうかにかかっています。

その点で言えばまだまだ未熟で
満足のいくヒゴ作りはできません。

特に細かい編み込みの作品などは
ヒゴの出来栄えに大きく左右されるので
厚みや幅の均一なヒゴ作りが要求されます。

そのためにはもちろん技術が必要になりますが
最近ちょっとスランプ気味でもあります。

特に厚みを揃えることが思うようにできないでいます。
使っている道具も自作の簡易的なものなので無理があるのかもしれないですね。

そんな訳で厚みを揃える道具(箭 せん)のいいものが販売されていないか
いろいろと検索してつい最近九州で作っているところを見つけたばかりです。
購入するかどうかはまだ決めていませんが
やっぱり道具は大切ですからね。

まあほとんど独学でやってる竹細工なので
壁に当たることがあっても当然ですね。

でも進歩してきたからこそそんなことを感じるのかもしれません。

で、最近つくづく思うのは
竹細工の基本は六つ目編みだということ。

ヒゴの精度がイマイチでも組めばそれなりに形になるし
強度もある。
見た目も美しい。
さらにヒゴの本数が少なくて済むのもいい。
だから早く出来る。

だからいいヒゴがない時は
とりあえず六つ目編み篭なんかを作ってみると
自信回復にもつながっちゃいます。

ということでつい最近作った六つ目編み篭を紹介します。

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シンプルに上が新円になる六つ目編み篭です。
幅は揃えてありますが厚みはかなり不ぞろい。
皮ヒゴと身ヒゴもミックスです。


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取っ手をつけて仕上がりを楕円にした篭。
ヒゴは上の新円のものと同じヒゴを使用。


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少し前にも何度か紹介した
高台付きの六つ目編み篭。
通称茶わん篭とも言われているものです。
見た目もきれいでとても頑丈な作りです。


この手の作品は
数多く作っているので適当に始めてもそれなりの形になるようになりました。

人に差し上げるにはこの手のタイプのものが
いいかなと思っています。

竹細工はヒゴ作りが基本。
綺麗なヒゴが出来るようになるには
繰り返し繰り返しヒゴ作りをするしかないですね。
うまく出来ないと悩むより
鉈を手にひたすらヒゴ作りに励むこと。
やっぱりこれしかないですね。

そしてうまく出来なかったヒゴも
六つ目編みの作品にすればそれなりのものが出来る。

作品が出来ると嬉しいし
楽しくなってくるから次に進めます。


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最近作った篭2作品 [六つ目編み]

節間の長い唐竹の残りが少なくなってきましたが
もう少し篭が出来そうなので時間を見つけては
こつこつと作業しています。

このところお気に入りなのが
高台付き六つ目編み篭。

六つ目編み篭の本体が出来た後に
刺しヒゴをして高台をつけるものですが
高台が付くだけでぐっとお洒落感が増すし
刺しヒゴによって篭本体も丈夫になります。

人に差し上げる篭はこれが一番いいのではと思っています。
そんな訳で今回作ったものは
誰かにプレゼントしようと思って作りました。

作ったのは2つ。
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写真を撮り始めると必ずやってくるルル。
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体がすっぽり収まって快適そうです。
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花器受けに使えそうな六つ目編み篭 [六つ目編み]

余りヒゴで作った浅い六つ目かご。

少し長めの取っ手をつけてみたら
花器受けにも使えそうな気がして
玄関に置いてみました。

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いけるじゃないですか。

篭として使うには浅いし小さいし
まあ小物でも入れるには問題ないかと思っていましたが
花器受けとして使うのが一番お洒落でいいかもです。

普段使っている花受けがこれ。
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時々変えて使ってみるのもいいかもしれません。

作りはごく普通の六つ目編み篭
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取っ手の付け方はその時の気分で
毎回違うものになります。
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縁巻きに女竹の皮を使ってみました。
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このところ六つ目編みの篭を多く作っています。
理由はヒゴが少なくて済むこと。
見た目もきれいなこと。
短時間で出来ること。
などなど。

何かを作ろうと竹をさばいてヒゴを作ると
必ずヒゴが残ります。
そのままにしておくと延々と増え続けてしまうので
余ったヒゴを使ってできるものを作るようにしています。

どんなことでもそうですが
繰り返しやることによって技術も向上してきますからね。


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3作目 高台付き六つ目編み篭 [六つ目編み]

3作目の高台付き六つ目編み篭を作りました。

さすがに続けて3つ作ると
作業もスムースに運びます。

3作目は少し大きめの篭にしてみました。
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ヒゴは幅5㎜厚み0.5㎜くらいです。
力竹は7本。
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違いは縁竹に女竹を割ったものを使い
縁巻きも女竹を使ったこと。
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真竹と違って柔らかいので
縁竹にするにも縁巻きをするにもやりやすく
イメージ通りに巻けたように思います。

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これで高台付き六つ目編み篭は
おおよそイメージ通りに作れるようになりました。

この篭の良さは
高台が付いていることによって
安定感があることと
なんとなくお洒落な感じになること。
作るヒゴの本数が少なくて済むのも大きなメリットです。


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高台付き六つ目編み篭 [六つ目編み]

2年前に戸隠に出かけた時
竹細工のお店に立ち寄りました。

その時見かけた高台付きの六つ目編み篭。
大小さまざまな大きさのものが売られていて
結構いい値段もしていました。

六つ目編み篭に刺しヒゴをして高台(足)を付けてあるのですが
どうやって作るのか知る由もありません。

でも高台が付くとなんかかっこいいんですよね。

頂いてきたパンフレットにも載っていました。
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これをなんとか出来ないものかと
見よう見まねでチャレンジしてみました。

六つ目編み篭はできるので
その後どうやってヒゴを刺したらいいのか
あれこれ試してみました。

刺しヒゴをして底の部分に新たに六つ目が出来ればいいわけで
ごそごそやっていたらできそうな感じがしてきて
再度写真をじっと見ていたらなんとなく分かっちゃいました。

そこですぐに作ってみることに。

ジャーン!
いきなりできた高台付き六つ目編み篭です。

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戸隠のものは上も下も縁巻き仕上げしてありますが
私は縁巻きそのものがあまり上手くないので下だけにして
上は縁竹を使っていつもの仕上げにしておきました。

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縁巻きのヒゴが油抜きをした竹なので
巻くと割れてきてしまいます。
やっぱり縁巻きのヒゴは若い竹を使って
油抜きしてないものがいいようです。

それでもなんとかそれらしく仕上がったので
私としては満足なんですね。

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力竹は3本
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縁竹の内と外の間に入れるささらは
3㎜幅のヒゴを1㎜ずつの3つに割ってはめました。
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出来たのは昨日1/27ですが
実は今日1/28にはもう一つ作りました。

今日のは上も縁巻きにしてみました。
その為に柔らかい女竹を伐採してきました。
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女竹の縁巻きヒゴ
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2作目は楕円です。
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いかがでしょう?
戸隠のものと比べても遜色ないような
そんな気もしますが。
自画自賛してます。

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出来た2つの高台付き六つ目編み篭
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これで満足していては上達しないので
もう1個作ってみようと思います。

縁巻き仕上げがもう一つなので
次はもっと綺麗に巻かなきゃと思っているところです。


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